編み物を始めたばかりの初心者にも簡単な細編みだけの四角のアクリルたわしの作り方と編み図をまとめました。
かぎ針を持つのも初めてという友人にかぎ針編みを教えるに当たってまず編んだエコたわしです。
くさり編みの作り目に細編みを往復編みで編んでいくだけの簡単な編み方で、小さめの編み図なのですぐに完成します。
二つの基本の編み方さえ出来ればいいので、かぎ針編みの練習に一つ作ってみてください。
作るアクリルたわしはこちら。
アクリルたわしはアクリル100%の毛糸で作ります。
今回使った毛糸は100円均一セリアのベージュのアクリル毛糸(今はないかも)ですが好きな色で編んでください。
太さは並太か極太がおすすめ。中細はアクリルたわしよりも編みぐるみなどに使われることが多いようです。
あとはかぎ針ととじ針、はさみが必要です。
といっても16目の作り目に14段の細編みを入れていくだけなので見なくても大丈夫です。
編み図には引っ掛けるためのくさり編みの輪は載せていませんがあると便利です。
大きさは並太を7号のかぎ針で編んで縦10cm、横10.5cmになりました。
かぎ針もとじ針も100均で購入できます。
まずはくさり編みで16目の作り目を編みます。
1段目に入るために、まずくさり編みを1目編みます(立ち上がり)
1段目のくさり編みの裏山に細編みを編みいれます。
(かぎ針編みでは作り目や立ち上がりは1段、1目として数えません)
※くさり編みの作り目からのこま編みの1段目の編み方の動画
毛糸メーカーのハマナカさんの動画がわかりやすいです。
左の写真は1段目が編み終わったところ。
2段目はまたくさり編み1目で立ち上がって1段目の最後の細編みの頭を2本とも拾って細編みを編みます。
16目繰り返し、またひっくり返しての繰り返し。
右の画像はちょうど半分の7段編んだところです。
14段繰り返せば完成です。
私は台所のフックに引っ掛けて乾燥させるので、12目の細編みを最後に編んでから輪にして糸始末をします。
大きさは私が使いやすいと思っているサイズなので、自分の手に合わせて目を増やしたり減らしたりして作ってみてください。
一番上の写真の完成品の裏側です。
糸端を糸始末して完成した状態です。
棒針編みと違って、かぎ針編みの往復編みは表裏ほぼ同じ編地になります。
かぎ針編みのこま編みは編地がしっかりしているので、お皿を洗ったり水周りの掃除に使っても長持ち。
基本のシンプルな形ですがちゃんと使えるアクリルたわしです。
編み込み模様で編みくるむ編み方を覚えれば可愛い柄のデザインの四角いアクリルたわしを作ることも出来ます。
>>かぎ針編みの編み込み模様の編み方 渡り糸を編みくるむ方法
まずは簡単シンプルなたわしで練習してみてください。