手作りの棒針ケースの作り方をまとめました。
手ぬぐいを切らずに折って縫うだけ、型紙いらずの簡単ハンドメイドです。
用意する材料・道具は100円ショップの手ぬぐい、裁縫道具、アイロン、棒針。
ミシンがあると便利ですが手縫いでも作れると思います。
型紙を用意せず編み棒に合わせて折ってサイズを合わせてから縫います。
手ぬぐいは端が処理してある100均の手ぬぐいが便利ですが、もちろん同じような大きさの布でもOK。
※端が処理されていない手ぬぐいや生地なら端を三つ折りしてから使います。
ではここから棒針ケースの作り方のまとめです。
※画像をクリックすると拡大します。
今回は100円ショップキャンドゥの三角柄の手ぬぐいを使いました。
特に型紙などは用意しないので、縞々など縦のポケットの目安を付けやすい柄がおすすめ。
まずは手ぬぐいにアイロンをかけて下準備。
100均の手ぬぐいは端が三つ折り処理されているので裏から縫って返したりせず、完成形に折って表から縫います。
まずは手持ちの棒針に合わせて全体の形を決めます。
外表にして半分ではなく、下の生地を長めに出して折ります。
この下の部分がポケットになります。
次にポケットを折ります。
このポケットは写真のように上の生地を少しだけ一緒に折りました。
下はミシンで縫いますが、編み棒の先が当たる部分なので少し厚めに丈夫に仕上げるためです。
ポケットは棒針の号数が見える高さが便利です。
上も折るのでまずは仮に折ってクリップなどで止めておきます。
この段階では上がかなり余っているはず。
ここを折って、くるくる巻いて持ち運ぶときに棒針が飛び出るのを防ぐ押さえを作ります。
下のポケットも合わせて調整しながら針を取り出しやすいサイズにあわせていきます。
形が決まったらアイロンをかけて整えます。
今回は三角柄なので上の押さえと下のポケットの端とその下の生地の三角を綺麗に合わせてみました。
入れたい棒針の数に合わせてポケットを縫います。
今回は三角柄の間の白い部分を縫い、8つのポケットを作りました。
ポケットの上の端はしっかり返し縫いをして強度を高めます。
手縫いの場合の縫い方はポケットの上部と下部は返し縫いや本返し縫い、真ん中は細かい縫い目の並縫いでしっかり縫うのがおすすめ。
上の押さえを上げてまず両脇を縫います。
巻いた後に止めるリボンなどを挟みたいときはこのときに一緒に縫いましょう。
上の押さえを折って片側だけ縫って完成です。
脇を縫う時に一度に縫っても何の問題もないと思うので、手ぬいの方は一緒に縫った方が楽かも。
ここを縫うことで上から棒針が飛び出るのを防ぎますが、出し入れを考えて片側だけ。
これで出来上がり。
ポケット8つだと、4本棒針も5本棒針も玉付きもジャンボ棒針も入ります。
巻きます。
最後はくるみボタンとゴムを使って止めました。
このくるみボタンを使ったゴムは手帳を止めるのに使っているブックバンドのアレンジです。
くるみボタンはダイソーの手作りキットではなく、セリアで買った既製品。
くるみボタンも手ぬぐいも可愛いけど使い道に悩むので活用できて嬉しいです。
ヘアゴムもミシンで縫えるんでしょうか。
縫えるなら脇を縫う時に一緒に縫い付ければ無くす心配がなかったですね。
サイズがぴったりでくるみボタンとヘアゴムを含めても300円(税抜き)と通販で買うよりかなり安い!
ミシンならあっという間に完成しますので、ぜひ作ってみてください。
今度はキルト芯を入れて持ち手をつけて作ってみようかな。